大和屋 竹尾です。
そのあたりを開発者かつ
大和屋のレジェンド木工エンジニアである
”イブキ翁”に直接インタビューしてまりました!!
かわいらしいネーミングのなかに、
大和屋の設計思想=こどもへのやさしさ がたっぷりつまっていました。
「じっと座っていてくれるかな?」
「ちゃんとした姿勢で座ってくれるかな?」
そういったご不安をお持ちの方はぜひ
なにとぞお付き合いいただけますと嬉しいです。
インタビューされた人:イブキ翁(大和屋の生き字引)
インタビューした人:たけお
さて、イブキさん。
というわけで、せなぴたクッションについて、
・なぜ作ったのか?
・どんなものなのか?
このあたりを教えてほしいです。
おっ、たけお君。それはとっても簡単な話ですよ。
こどもの姿勢を直角にするためそのためボクは絶対必要だとおもっている。

直角ですか?
そう、ボクはもう70歳すぎて後期高齢者だけども(笑)、
これまでいろいろな専門家からアドバイスをもらって吸収してきた自負はあるんだ。
そのなかで、いろんな歯医者さんが異口同音にするのは、
「座る姿勢は90度。姿勢は歯並びに影響する」ということ。
イブキさんが大和屋のレジェンド、
歴戦の木工職人なのは疑いようがない事実ですが、
いろいろな専門家から貪欲に知識を学んできたのは初めて知りました!
ふっふっふ。おいちゃんも伊達に年の功を重ねてないってわけよ♪
そう。なかでも実際に口を使う食事の姿勢は、
かみ合わせへの影響がとりわけ高い。
だからこそ、正しい姿勢=直角になるように設計してきたんだよ。
でも、実際にイスを見ると直角ではないように見受けられますが・・・。
そうなんだよ。
大和屋の椅子は生後7か月くらい~大人と
座る方の体格に合わせて幅広く使用できるのが特徴なんだけど、
自分で姿勢をキープできるようになった児童以降にとっては
直角の椅子ってあまり快適じゃないんだよね。
だから、実は97度で設計してる。
でも、生後7か月くらい~3歳くらいまでは
背もたれで支えてあげた方が姿勢をキープしやすいのも事実。
それで悩んでつくったのがせなぴたクッションなのよ。
90度ちかくの理想的な姿勢を支えてくれるってことですか?
そうです。いや、そうだす(笑)。
あとは、小さなこどもにとって背もたれまでの空間がひろく、
そこの空間を埋めることで
うしろにもたれかかってしまうことも抑制できるんだ。

めっちゃ便利っすね!
それだけじゃないよ。
さらには、空間をぴっちり埋められることで、
立ち上がりや抜け出しってのも抑制できるから、
より安全性が高まるって寸法よ。

えっ。せなぴたクッションをつかうと、
正しい直角の姿勢をサポートしてくれるし、
抜け出しをしづらくできるし、
お子様にとってより快適な空間にできちゃうってことですか?
その予定です。
ただ、その思想は、すくすくGLをはじめ、
歴代の製品にもすでにつまっているわけですよ。
せなぴたクッションはあくまで、
それを強化するようなサポートアイテム。
だから販売をするのもどうかなーって思ってる。
だからこそ、
わざわざ大和屋から直接買ってくれる
ファンの皆さんにはお礼として
プレゼントしちゃおうってなったわけですね。
そうそう♪
みなさん、せなぴたクッションで快適な子育て経験をしてほしいなって。
弊社の設計思想と理念をより拡張させる
『せなぴたクッション』のご紹介でした。